今回のテーマは、ワーホリの「費用」について。
ワーホリに行くのにいくら必要か?
私は社会人をしながら日本で貯金して渡航し、無事に現地でやりくりできました。
渡航前から帰国までにかかった費用の全内訳を公開していきます。
この記事はこんな方に向けて書いています
- カナダワーホリに必要な費用が知りたい
- 日本でいくら貯金するべき? ⇒最低100万はあると良い◎ほぼプラマイゼロでした。
前提として、私はかなり費用が抑えた方だと思います。理由は、下記の2点が大きいかと。
- 語学学校なし
- 現地での出費は最低限のみで、バイト+勉強中心の生活
渡航前 (100万円以上)
留学エージェント
これが最も大きな出費で、約80万円でした。
主にビザの申請・英語学習・その他情報提供など、無事に渡航するために全般のサポート受けました。
ちなみに私は比較した中で1番コスパの良かった「夢カナ留学」を利用しました。80万で安い方です…
→格安の長期留学・ワーホリなら|夢カナ留学
ビザ申請
→4万円
国によって金額は異なりますが、ワーホリに行く人は全員払うことになります。カナダは安い方みたい。
航空券
片道、アメリカ1カ所経由して約10万円でした。
トロントの場合は経由・直行や時期にもよりますが、10万円前後が平均かと。バンクーバーはトロントよりも近いのでもっと安く購入できます。
インターネットで自己手配が最も安く購入できます。使ったサイトはGoogleフライトとスカイスキャナーの2つ。
以下が航空券を買うときのポイントです↓
- 直行便または経由1カ所まで(乗り継ぎの場合は十分な時間を取る)
- 航空会社は同一(いくら安くても海外での自己乗り継ぎはかなり大変)
- 渡航数ヶ月前からの早めの購入(特に春夏のハイシーズン)
海外保険
→約10万円
私はカナダ現地の保険(BIIS)に加入しました。海外保険は加入必須ですが、現地では一度も使いませんでした。
サポートの手厚い日本のものだと倍の約20万円前後かかります。とにかく保険の費用を抑えたい方は是非。
その他
- ホテル代→2万円
- ESTA(アメリカに入国するなら必要)→3,500円
現地での生活費 (月12万円)
ここからドル表記になりますが、月の出費が約1200ドル(12万円)くらいでした。
家賃
→800ドル
ダウンタウン・駅チカ・光熱費・Wi-fi込。トロントのシェアハウスとしては平均的な値段。
食費
→300ドル(自炊:200ドル/外食:100ドル)
食事はほぼ毎日自炊をしていて、外食費はほぼカフェ代でした。
外食が高すぎる+スーパーは思ったより安いので自炊が必須になります。周りの日本人はジャパレスの賄いなどで食費を抑えてましたが、私はカフェで働いてたのでそこはデメリットでした。
通信費
→40ドル(約4000円)
PhoneBoxの1番最小のプランが月50ギガでこの金額でした。
国内通話無料・通信速度も問題なしで一度も困ったことはなかったです。家にWi-fiがあるため正直多すぎる。
その他・娯楽など
→30ドル
その他、生活用品(トイレットペーパー・シャンプー類など)や、サブスク(音楽・動画サービス)。
また、たまに友人と出かけたりとの臨時の出費など。
帰国前 (50万円)
旅行・帰国の航空券
カナダは隣国がアメリカ、また南米やヨーロッパも日本から行くより圧倒的に近いので、旅行の絶好のチャンスです。特に、トロントは、ニューヨークまで飛行機で1時間半、ヨーロッパも7~8時間で行けるので、帰国前に仕事を辞めてからニューヨーク・ロンドン・パリへ旅行に行くことにしました。
ニューヨークの往復チケットが真夏のハイシーズンで3万円程度!日本じゃ考えられないです。
帰国後の数ヶ月分の貯金
帰国後、一旦実家に戻り、日本での再就職活動をするパターンだったので、最初の数ヶ月はどうしても無職になる可能性が高くなります。日雇いやアルバイトなどいくらでも手段はありますが、20~30万円ほどあると良いと感じました。
実際にどうだったか?
大体の目安になりますが、結果として200万持っていってほぼプラマイゼロでした。
また、特にワーホリでお金を稼ぐ目的ならあまりおすすめしません。英語+海外での経験に価値を感じる方が、最低でも100万円貯金して渡航するのが経験した私の意見です。
貯金:200万
費用:渡航前(100万)+現地での生活(150万)+旅行と帰国(50万)=300万
収入:180万以上
※収入は、渡航直後(仕事探し)と帰国前(旅行)でほぼ働いていない+1度仕事をクビになったので、トータルは少なめかも。でも、平均して手取り月20万くらいは稼げていたので、経験が目的の私にとっては十分でした。
もちろん留学エージェントや旅行を省けばさらに費用を減らせますが、最低でも200~300万はかかることが予想できます。
【まとめ】
語学学校なし、バイトと勉強がメインの地味な生活を送っていた私のワーホリにかかった費用は総額で約300万円でした。
- 結果はプラマイゼロ。お金<経験 に価値を感じる人にはおすすめ
- 贅沢はできないが、工夫をすれば全然生活できる
- 貯金は最低100万円あると良い
正直、日本にいた時のように頻繁に外食に行ったり、好きな洋服やコスメを買ったりはしない生活でしたが、自分の力で海外で生活することが目的だった私には貴重な経験になりました。
実際に、貯金も数十万でギリギリ、英語も得意でなく来ている人も珍しくなく、皆仕事を見つけなんとか生きていたので海外に挑戦する勇気があれば大丈夫です。失敗しても大半が20代なので。
この記事がこれからワーホリに行く方の参考になれたら幸いです。
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