ワーホリの最大の不安要素が「仕事が見つかるか?」だと思います。私も渡航前はかなり不安でした。
結果、2度の仕事探しを経て複数の仕事が見つかり、2つの仕事を経験したので、その時の準備や方法を公開していきます。
この記事はこんな方に向けて書いています
- ワーホリの仕事探しが不安
- どんな準備が必要?
- 実際どう探せばいいの?
⇒結論、ネット応募とレジュメ配りの同時並行
ワーホリで2つの仕事を経験しました!
- フードコートの接客・調理
- ローカルチェーンのカフェ
必要な準備
レジュメ
まず、海外で仕事を見つけるために欠かせないのが「レジュメ」の作成です。英語版の履歴書ですね。
フォーマットや書き方が日本とはかなり異なるので最初は少し苦労しますが、絶対に必要になります。
今の時代、ネット記事やAIの力を借りて簡単にそれなりのものが作れます。留学エージェント・語学学校・ワーホリ経験者など、第三者に添削してもらうのがベストです。
全部読んでもらえないので、ポイントは以下の3つ
- 関連する経験をコンパクトにまとめる
- アベイラビリティ・ビザの期限を目立たせる
- 不必要な情報は載せない(語学レベル・関係のない資格など)
私は渡航前に留学エージェントに添削してもらい、渡航後印刷したものを常に持ち歩いていました。また、常にアップデートや、志望度の高いところはそこに合わせた内容に書き換えたりしました。
面接回答
次に実際の面接の準備です。たとえバイトでも英語での面接は緊張します。ですが、聞かれることをはだいたい決まっているので、回答を準備しておきましょう。
自己紹介・ビザの期限・勤務可能な日・応募職種の経験はよく聞かれます。
特にトロントには、色んなアクセントや話すスピードが早い人遅い人、本当に多種多様なので、1.2回ほど全く聞き取れないこともありました。なので落ち込まず、どんどん数を受けていくと海外の面接に慣れていきます。
※ 資格の取得
これは必須ではないですが、カナダでアルコールを提供する人は全員資格が必要になります。トロントの場合、「スマートサーブ」と呼ばれ、4,500円前後で英語でアルコールに関する試験を受けます。
私は、バリスタ志望だったので必要ないと考えていたのですが、実際に仕事探しを始めて無いとかなり不利になると感じ、取得しました。日本食レストランやバーはもちろん、アルコールを扱うお店では必須になります。
実際の方法は、3つ
実際に仕事を見つける方法は、 ①ネット応募 ②レジュメ配り ③紹介 の3つです。
①ネット応募
まず、インターネットサイトでの応募です。簡単に応募できるため、競争率は高くなりますがどんどん数を打っていくことが大事です。
日系サイト
『イーメープル』一択です。おそらく、カナダにいる日本人はほぼ全員使っていると思います。家・仕事探しはもちろん、渡航後はほぼ毎日情報をチェックしていました。
私はこのサイト経由では働きませんでしたが、応募・面接は何度も経験しました。印象としては、やはり日本人向けのサイトなので、日系レストランなどの求人が多く、その他バーやキャバクラなど怪しいものも普通に含まれているのでそこは注意。
現地サイト
次に現地サイトです。もちろん求人も面接もすべて英語かつ、他の外国人も利用するので難易度が上がります。そして、日本との大きな違いはとにかく返事が来ないです。経験があり、日本人のいない環境にチャレンジしたい方向け。
私は『Indeed』経由で2件ローカルの仕事に合格し、そのうち1件のカフェで働いていました。
SNS
SNSも意外と有効だったりします。XとInstagramで留学用のアカウントを作り情報収集していました。
- X : ワーホリ渡航者が帰国のタイミングで次の人を探すことがよくある。
- Facebook : 現地の求人があるが、怪しいのも多いので注意。
- Instagram : お店のアカウントをフォローし、最新情報をチェック。ダメ元でDMしたり。
②レジュメ配り
次に、直接お店にレジュメを配る方法です。日本ではあまり見かけないですが、海外では一般的です。
最初はかなり緊張しますが、徐々に慣れていきます。
そして、私はこの方法で最初の仕事をゲットしました。たまたま渡した時にマネージャーがいて、その場で5分ほど軽い面接が始まり、じゃあ明日トレーニングに来て。といった形でした。
ポイントは、「必ず、マネージャーに直接渡すこと。」
何度もレジュメを配る・受け取ったことがありますが、ただのスタッフに渡してもゴミ箱行きです。
また、忙しい時間帯だと相手にしてもらえないので平日の昼過ぎが狙い目です。
③紹介
最後に、友人・知人からの紹介です。カナダはコネ社会なので、私の周りの日本人も紹介で見つけている人が多かった印象です。
私の場合は、現地にほぼ知り合いがいなかったのでこの方法は試しませんでしたが、語学学校に通う方やMeet up等で人脈を広げ、仕事を探してるアピールをするとチャンスがあったりします。
仕事を探す方法としては有効ですが、自力で見つける努力は必要なのでチャンスがあれば程度で。
筆者の結果
1回目: 渡航1ヶ月目
- 応募数 (日系サイト: 20 /レジュメ配り: 10)
- 面接 7
- 採用 2
→レジュメ配りで、フードコートの仕事ゲット
(↓ちなみにこの仕事は訳アリでクビになりました…)

2回目: 渡航3ヶ月目
- 応募数 (日系サイト : 10 / 現地サイト: 100以上 )
- 面接 7
- 採用 5
→現地サイト経由で、ローカルカフェチェーンの仕事ゲット
【まとめ】
ネット応募とレジュメ配りの同時並行がおすすめ
ワーホリの仕事探しは確かにハードですが、事前の準備と行動力で見つけることは可能です。私は9月と12月に仕事探しをしましたが、カナダでは冬が長く閑散期となるので、春〜夏のほうがチャンスは多いと思います。
どの時期であれ、求人が全くないということはないので、ネット応募とレジュメ配りを並行し、返事が来たら即レスできるようにしておくと約1ヶ月ほどで見つかると思います。
英語力 < 経験・ビザの有効期限
そして運とタイミングの要素が大きいので、いちいち結果がダメでも落ち込む必要は全くないです。英語が上手くなくても、落ちるとこも受かるとこもありました。
それよりも、海外は超・経験重視なので、日本でのバリスタやレストランでの勤務経験をアピールすることが大切です。また、ビザの有効期限も採用に関わってくるので、最低でも半年以上ないと厳しくなってきます。
この記事が、これからワーホリで仕事探しをする方に少しでも役立てば幸いです。
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